Immuno-Oncology Symposiumに参加してきました。慶応大学とMD Anderson、小野薬品のコラボの会でした。臨床腫瘍学会で聴いたAllison先生とSharma先生がmain guestでした。そのときの講演はそれぞれ20分ぐらいだったので、今回はゆっくり聴けました。彼ら二人のtwo shotが今日のNew York timesに出たと言ってました。Allison先生はCTLA-4の発見とその抗体開発で有名ですが、今回はNew Castle Diseaseウイルス (NDV)と抗CTLA4抗体の併用の話が面白かったです。NDVの中には正常細胞には影響を与えず癌細胞に感染し、Tregを抑制するものがあるそうです。免疫抑制分子は多いですがヒエラルキーがあるようで、その上位がCTLA4やPD-L1かなとのことです。Sharma先生は、この前の続きのCTLA4抗体投与により組織でも末梢血でもICOSが増加していること、免疫抑制分子のVISTAとPD-L1はマクロファージ(CD68+)に発現しているが共発現ではなく独立した発現機構であること、VISTAは前立腺癌マウスモデルで発現していたがそのリガンドもまだ不明であることなどを話してくれました。二人ともunpublished dataも含めて濃い内容の講演で、私も東京まで来た甲斐がありました。
Allison先生とSharma先生
2016年8月3日

コメント