水曜は「LUNG CANCER CONFERENCE in OKAYAMA」が当院でありました。一般演題は岡山日赤の森田先生と当院の越智先生が症例を発表しました。特別講演は大阪大学の高倉伸幸先生が「VEGF阻害による腫瘍血管新生の制御」について最新のお話をとてもわかりやすく話してくれました。私と同年代の先生で個人的に10年ほど前からこの領域で注目していたのですが、お話しするのは今回が初めてでした。CD157陽性の血管内皮幹細胞は大量の血管内皮細胞を作ること、pericyteは細静脈の内皮細胞を3:1の割合で覆っておりこの隙間からリンパ球は出て行くこと、VEGFの低酸素誘導でがん細胞の不安定性が悪性度を高めること、VEGFはリンパ球にPD-1を発現させること、がんに高内皮細静脈(high endothelial venule: HEV) が多いと予後が良いこと、がん細胞のニューロピリン1はVEGF-Aに結合し、血管内皮のVEGFR2への結合も増加させて血管新生を誘導すること、などとても勉強になりました。あと2時間くらい聞きたかったです。



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