先月のSunday meetingで、総合外科の横田さんが「Elimination of HIV-1 Genomes from Human T-lymphoid Cells by CRISPR/Cas9 Gene Editing. Sci Rep. 2016 Mar 4;6:22555. 」を抄読してくれました。CRISPR/Cas9によって、CD4陽性T細胞中のHIV-1プロウイルスDNAを標的として、HIVウイルスを排除していました。このCas9とgRNAを発現しているT細胞は、新たなT細胞のHIV感染を阻止しました。このシステムのレンチウイルス導入で、HIV-1感染患者からのCD4陽性T細胞におけるHIV-1複製を抑制し、ウイルス量を減らすことをex vivoで証明していました。ゲノム編集がAIDSを治癒に導く可能性のある基礎実験でした。
ゲノム編集によるHIV治療
2016年5月2日

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