basic biology seminar

土曜日は、第4回basic biology seminarが岡山国際ホテルでありました。岡山大学の萱谷先生が「HER2を標的とした非小細胞肺癌の分子標的治療」で、HER2-CS studyのNSCLC臨床検体でEGFR変異+HER2陽性が12.4%あること、afatinibやerlotinibがHER2を細胞表面に集積させること、erlotinibを除去すると再度HER2は減ること、erlotinib耐性のpersister cellでもHER2は増えていること、erlotinib+T-DM1の併用効果の話をしてくれました。当院の越智先生は「EGFR-TKI耐性肺癌におけるJAK2阻害剤の有用性」でここ2年間の研究成果を話してくれました。特別講演では岡山大学革新的医療技術創出拠点プロジェクトの冨田秀太准教授の「NGSで読み解く肺癌発症メカニズム」の話でした。その中でcoverageという言葉を説明してくれましたが、depth(of coverage:何度その部位を読んでいるか)と同じ意味だと理解しました。15GB=15000MBのシークエンサーで全エクソン(60MB)を読むと、15000MB/60MB = 250 coverageで1塩基あたり250回シークエンスをしていると具体的にわかりやすく教えてくれました。ノバルティスがサポートしている、CNV、SNP、mRNAのマイクロアレイデータをWEB上に載せているcancer cell line encyclopedia (CCLE) の話、KRAS変異のmesenchimal phenotypeでHER3とE-cadherinが相関、FGFR1とE-cadherinの逆相関、SPRY4 -Ⅰ FGFR1 -> Fbs2a、KRAS変異は3つのサブタイプ(p53変異、LKB1、CDKN2A)があるなど盛りだくさんで、とても勉強になりました。 基礎研究に特化した講演会でしたが、当科研修中の河田先生も頑張って聞いていました。ベーリンガーの方、毎年ありがとうございます。

biology seminar

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