オシメチニブの会

日曜日に、東京で EGFR-T790Mに効果のあるオシメチニブ(タグリッソ)の発売記念全国講演会がありました。米国からはProf. Ramalingamが講演されました。re-biopsyに際して、quality, quantity, saftyという言葉が印象的でした。市原先生が、昨日の続きで「in vitroではHER2もtargetになるので、臨床でもEGFR-TKI耐性HER2増幅肺癌のdataはないか?」と尋ねましたが、HER2はoff-targetではないかといわれて少し戸惑っていました。光富先生は、開発経緯から耐性まで幅広い話をコンパクトに話してくれました。2011年6月に合成されてから2013年3月にAURAのphase Iが開始され、2015年には早くもFDAが薬剤承認とctDNA COBAS法の検査承認されたというスピードには驚きです。2つの試験の統合解析で、全ILDの2.7%の中で日本では6.3%(7名中2人死亡)でした。 奏効率は、アジア人が70.0% vs 60.2% (非アジア人)、エクソン19欠失が69.6% vs L858Rが58.9%、ctDNAのT790Mが陰性の方が良かったようです。オシメチニブ耐性の話では、ddPCRでC797Sの変異が15/67に認められ、エクソン19欠失が13/43とL858Rが2/24とエクソン19欠失の方がC797Sが起こりやすく、他のオシメチニブの耐性機序ではL718Q、L844V、HER2増幅、MET増幅があるようです。NGSでT790MとC797Sがアレルのシスかトランスかにどちらにはいるか分かるということも説明してくれました。

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