中国支部生涯教育講演会

日曜は内科学会の中国支部生涯教育講演会に行きましたが、この講演会の聴講は何年ぶりかです。阿部教授の認知症診療では、認知症の否定には、脳サルコイドーシス、脳ベーチェット、シェーグレン、遺伝性脳小血管病(CARASIL、CADASIL)などの鑑別が必要なこと、認知症の薬のメマンチンはグルタミン酸シグナルを抑制すること、脳ドーパミントランスポーターシンチ(DAT scan)では、パーキンソン病やレビー小体型認知症では低下するが、アルツハイマーではほぼ正常パターンであることなどを教えてくれました。伊藤教授の心臓病と糖尿病(double trouble)の講演では、糖尿病の心不全では、ACE> ARB> アルドステロン拮抗薬> Beta blockerが良いこと、メトホルミンは今でも1st lineの薬であり運動するのと同じ作用(in vitro)があること、SGLT2阻害薬は近位尿細管のSGLT2を抑制してのグルコースを排泄させるため(利尿効果もあるためか) 慢性心不全(糖尿病のない心不全でも有効:N Engl J Med. 2019 Sep 19)と慢性腎臓病の薬にもなること、など勉強できました。木浦先生はいつものごとく、一般内科医にも容赦の無い肺癌薬物療法up to dateでした。

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