RAS変異がん

今日は岡山最新医学セミナーで、金沢大学がん進展制御研究所の衣斐寛倫先生が岡山大学で講演されました。留学先で主に大腸がんの研究をしていましたが、今は肺がんの世界で活躍されています。RAS変異がんは、RASとreceptor tyrosine kinase(今回はIGF-R)の両方からPI3Kへシグナルを送り、IGF-R阻害剤とMEK阻害剤の併用でRASの下流のAKTもERKも抑制すること、MEK阻害剤でBIMが増加しdocetaxelが効くこと、LKB1->AMPKからSrcにシグナルが入ることなどを話してくれました。KRASと合成致死を引き起こす標的をみつけるためにshRNA screeningをしTBK1とSTK33が2009年に発見されたが、数年後にそれらを否定する結果が出たこともわかりやすく話してくれました。Protein knockdown and kinase inhibition could be a different story. Off-target effect affects results of shRNA screening. という言葉が、私たちのうまくいっていないsiRNAの実験にもあてはまっています。

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