教育講演のあと、午後の座長のポスターの下見に行きました。同じ部屋に帰ってきたら、「がん薬物療法専門医のキャリアパス」の講演をしていました。サウスカロライナの白井先生はfellowの指導をされており、①Be a good doctor. ②Pass board. (プログラム終了後に専門医試験に2割のfellowが落ちるとそのプログラムは無くなるそうです。)③Engage and enpower. ④Good communication. と話しているそうです。4週間毎にローテイトしますが、2週間でfellowに声をかけて今のままのメンターで良いか尋ねるとのことでした。相性もあるようで、ずるずると4週間というのはお互いに良くないということからだそうです。米国では、研修医の疲労、うつ状態そして睡眠不足についてかなりの関心事になっており、研修医自らもそのことを自覚しなくてはならないとのことでした。米国の医師卒後臨床研修プログラムを評価・認証する民間の非営利団体のACGME (Accreditation Council for Graduate Medical Education) に認定されたプログラムでは、18ヶ月のclinical training、9ヶ月のhematology、9ヶ月のoncologyですが、大学というアカデミアだけではなかなかtrainingできず、軍人病院などでたすき掛けのプログラムとして協働でfellowを育てているようです。このあたりを参考にして、当科のプログラムをブラッシュアップしていこうと思いました。NIHのfellowである北大卒のIto先生は女医さんですが、良い女性のメンター達に恵まれているとのことでした。彼女たちは ①Find best spouse for you. ②Don't be afraind of failure. ③ Avoid feeling of failure. ④Have a fun.と激励してくれたそうです。女性に限ったことではなく、研修医皆にそのようになってもらいたいです。最後の高野先生は、腫瘍内科学はまず内科学会での地位を確立するために、社会の需要と自分のvisionを前面にだしてがんばっているとのことでした。とても参考になりました。
JSMO day3続き3
2015年7月20日

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