Scientific exchange meeting

今日は、Scientific exchange meetingがプラザホテルでありました。四国がんセンターの原田先生が「がん免疫療法のこれから」で主に免疫checkpoint阻害剤の治験の話を、東京大学の田原秀晃教授が「新時代を迎えた癌免疫療法の現状と展望」の講演をしてくれました。
daijirou
田原先生は本来なら非常に難しい基礎の話を(元外科医ならではで)わかりやすく紹介してくれました。CARTや免疫療法におけるtherapeutic windowのこともお話ししてくれましたが、今取り組んでいるのは、primingやeffector T細胞の免疫反応前のことでした。アポトーシスに陥ったがん細胞を異常細胞として樹状細胞などで認識されれば、免疫が働くきっかけになるのではとのことです。アポトーシスに陥いるとホスホエスチジルセリン(PS)が表面にでてきて、これにMFG-E8、次いでインテグリンがくっつき、Tregが増えるようです。MFG-E8抗体で阻害すれば、このアポトーシス細胞を認識し排除するとのことでした。MFG-E8抗体は、腫瘍内樹状細胞の免疫原性を高めることにより、抗がん剤や放射線との相乗効果を生むことをマウスで明らかにしており、今後臨床試験に入るとのことでした。MFG-E8はMilk-fat globulineのことで、山根先生が3年ぐらい前に抗腫瘍免疫を起こしにくい因子として抄読会で読んでくれたのを思い出しました。懇親会では、なんと田原先生と木浦先生が浪人時代同じ学舎であったことが判明し、意気投合していました。
tahara kiura

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