immediate early response 5

今週のSunday meetingでは、羽井佐先生が「IER5 generates a novel hypo-phosphorylated active form of HSF1 and contributes to tumorigenesis. Sci Rep. 2016 Jan 12;6:19174.」を抄読してくれました。国立がんセンター研究所からの論文です。immediate early response 5(IER5)遺伝子は転写因子heat shock factor 1(HSF1)と結合しheat shock protein(HSP)を誘導して、癌細胞を抗癌剤などのストレスからrecoverさせるようです。多くの癌腫でIER5遺伝子は正常細胞に比べて高発現していました。肺癌細胞株、バレット食道癌細胞株、乳癌細胞株ではIER5遺伝子を阻害することにより抗腫瘍効果をもたらしていました。HSP阻害剤も多く開発されていますが、正常細胞へのdamageが強い薬剤が多く、IER5を阻害する薬剤の開発が進みそうです。

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