EMTと免疫checkpoint

先週の抄読会では山根先生が「Epithelial-mesenchymal transition is associated with a distinct tumor microenvironment including elevation of inflammatory signals and multiple immune checkpoints in lung adenocarcinoma. Clin Cancer Res. 2016 Feb 5」を読んでくれました。TCGA、PROSPECT、BATTLE-1の公開dataや生検材料を使って、遺伝子変異、mRNA発現および蛋白発現を臨床パラメーターと比較した論文です。Epithelial-mesenchymal transition(EMT)は腫瘍の遺伝子変異burdenとは相関していませんでした。EMT phenotypeの肺腺癌では、PD-L1、PD-L2、PD-1、TIM-3、B7-H3、BTLA、およびCTLA-4などの免疫checkpoint分子の発現とともに制御性T cellの腫瘍内浸潤は増加しました。治療抵抗性といわれるEMT phenotypeの肺癌が、免疫checkpoint阻害剤の恩恵にあずかるかもしれないという内容で、興味深いものでした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次