今日から呼吸器学会の本番でした。最近は呼吸器内科医をしていないので、PM/DMに合併する間質性肺炎や気管支喘息に対するサーモプラスティーの話は少し新鮮でした。桑名正隆先生が、①PM/DMはスペクトラムとして考えて、もはやひとつの疾患ではない、死因としてはIPが多いこと、②clinically amyopathic dermatomyositis (CADM)は rapidly progressive IPで死亡しやすく抗CADM-140/MDA5抗体陽性、③皮膚潰瘍を伴う抗MDA5抗体陽性CADMのIPは予後不良でランダムに存在するGGOから始まるCT所見があればすぐに治療を開始すべきこと、だが急性期を乗り切れば予後良好であること、③ 筋、皮膚、肺が標的になるがLung dominantのものがあり抗ARS抗体(Jo-1、PL-7、PL-12、EJ、KSの5つは保険のキットで測定可能だが、OJは検出不能)症候群と考えること、④抗ARS抗体陽性は慢性再発性のILDを起こすこと、⑤抗SRP抗体陽性は壊死性ミオパチーを起こすがILDはないこと、⑥MESACUP TM anti-MDA5テスト、anti-TIF1-γテスト、anti-Mi-2テストがもうすぐ保険収載されること、⑦CADM acute IPをステロイド+免疫抑制剤で切り抜けたら、まずはステロイド減量->中止、次に免疫抑制剤を減量して低用量で維持することを推奨していました。
呼吸器学会day 1
2016年4月9日

コメント