小川誠司先生

2/10は、小川誠司先生のがん免疫回避の講演会(中外製薬主催)がありました。笠岡出身で岡山朝日高校、東京大学医学部、京都大学教授という輝かしい経歴の先生です。直接の面識はありませんが、私と同じ年で共通の友人が結構いるようです。CTLからのINFγ -> JAK2/STAT3 ->PD-L1系のゲノムシークエンスとstructural variants(構造変異)の話が主でした。PD-L1のC末端を認識するventana社のSP-142を使用した免疫組織染色では、N末端を認識しないのでPD-L1を発現していても認識されないことがあるそうですが、そのような肺癌はかなり稀とのことでした。PD-L1の3'UTRの構造異常でPD-L1発現が高くなりPD-1/PD-L1抗体が効くこと、3’UTRはRNAの安定性に関与して遺伝子発現を調節していること、PD-L1に切断点のないリンパ腫ではPD-L2に切断点があったことなど、わかりやすく話してくれました。3日間連続の講演会の最後をかざるに相応しい内容でした。

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