metformin

癌と糖尿病、メトフォルミンと悪性腫瘍の関係については、前から言われていたのですが、一昨年ぐらいから腫瘍細胞内の代謝との関係でAACRでも話題になっていました。今年のAACRでも「Metformin: State of the Science 2013」という特集がありましたが、題だけみてWEB castはみてませんでした。この前、木浦先生が面白そうに話していたし、「Metformin Use and All-Cause and Prostate Cancer–Specific Mortality Among Men With Diabetes. J Clin Oncol 31, 2013」にも糖尿病を合併した前立腺がん患者さんが、メトフォルミンを使っていると予後が良いという論文が今日でてましたので、ついでにAACRのWEB castをみました。その中のひとつ「Mechanisms of chemoprevention by metformin in mouse models. Phillip A Dennis」をのぞくと、Metformin->AMPK -> TSC2 ->でmTORを抑えるそうです。Ras変異肺癌にも効き、p53 statusにも関係ないようです。八杉先生のmTOR阻害剤が、EGFR遺伝子改変マウスに効いたのもmTOR抑制だけで話がつくかもしれません。Dennisの話は先月論文「Cancer Prev Res; 6; 801–10. 2013」として出ていました。reviewとしては、「Trends Endocrinol Metab. 2013 Jun 14. doi:pii: S1043-2760(13)00083-0. 」が良さそうです。糖尿病の薬も高価になってきましたが、安くて癌にも効けば言うことなしです。これからの検証が楽しみです。

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