癌学会

4年ぶりに日本癌学会総会に、横浜へ一泊二日で行ってきました。金曜日の昼に着いて、JJCOの編集会議にでたあと、いくつか発表を見ました。残念ながら自分の分野ではそれほど目新しいことはなかったです。土曜日は朝から夕方まで「がん研究入門コース」というのを聴講しました。初心者向けかと思いきや、私には勉強になりました。たまたま旧知の熊本大学の伊藤教授もこられていて、二人でなぜかほっとしていました。講義の中で、次世代シークエンスにより明らかにされた発癌に関する3つの用語をわかりやすく説明してくれました。①Chromothripsis(クロモスリプシス):一本の染色体が粉砕し、再構成されるときに転座や欠失がおこる現象。9番と12番が多い。②Chromoplexy(クロモプレキシ):染色体が異なる遺伝子が入れ替わり、輪状構造を作る現象。③Kataegis (カタエギス):サンダーストームのように、突然に染色体切断点の近くで複数の遺伝子変異がおこる現象。論文を読んでもあまりピンと来ていなかったので良かったです。Natureの 2013;500:415-21.Signatures of mutational processes in human cancer. NSCLCでは100/Mbくらいの変異が起こっているという話もようやくすっきりしました。

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