Scientific exchange meeting

Scientific exchange meetingで、岡山大学の血液・腫瘍内科の松岡賢一先生が癌免疫を、四国がんセンター呼吸器内科の大橋圭明先生がEGFR耐性の講演してくれました。松岡先生は、5年いたハーバードでTreg guyと呼ばれるほどこの研究をしていたそうです。CTLA4は免疫反応のon/offを入れるswitch、PD-1は免疫反応の大きさを決めるswitchとわかりやすく解説してくれました。抗CTLA4抗体で治療したmelanomaが一時大きくなるのは周囲にeffector cellが集積するからとのことですが、肺癌の世界ではこうしたpseudo-progressionが、本当にeffector cellかどうかは分かっていません。CTLA4阻害がGVHDと同じ機序で皮膚障害や腸炎を起こしているとのこと、PD-1阻害は(PD-L2からPD-1の経路もあるため)、PD-L2の免疫賦活因子としての働きを消してしまう可能性があることも興味深かったです。大橋先生は、この分野の詳しいreviewと、テネシーのPao先生のところで3年勉強してきた成果も披露してくれました。Cancer Discovery(Sep 25, 2013)で第三世代のEGFR-TKIのCO-1686の構造式(彼もco-author)を、またCancer Discovery(Sep 27, 2013)の「Activation of the PD-1 pathway contributes immune escape in EGFR-driven lung tumors」も紹介してくれました。EGFR遺伝子変異マウスはPD-L抗体で生存を延長させるようです。EGFR阻害薬とPD-1阻害薬の併用療法のrationaleとなります。工藤先生、先をこされましたね、残念。

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