岡山肺癌基礎研究会があり、基礎のほうで岡山大学の磯崎先生(アレクチニブ耐性肺がんにIGFR阻害剤やMET阻害剤が効果あり)と川崎医大の深沢先生(RAS遺伝子変異肺がんにミッドカイン阻害剤が効果あり)が、臨床のほうで和歌山県立医大の山本信之先生が講演されました。有望視されている新ALK阻害剤のceritinibが米国で13,500ドル/月もかかり有害事象も結構ある、また、ceritinib耐性にcrizotinibは効果が乏しそうな基礎の文献を引いて、投与方法でのbest-sequence(crizotinib -> ceritinib?)を明らかにする必要があると話されました。制吐剤の試験triple study (デカドロン+アプレピタント+パロノセトロン vs デカドロン+アプレピタント+グラニセトロン)ではlate emesisでは前者がよかった、薬剤師主導で行われて薬剤師のパワーに驚いたこと、基礎実験でパロノセトロンはsubstance P受容体に競合阻害作用を有することなど、幅広いお話をしてくださりました。

岡山肺癌基礎研究会
2014年6月29日

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