Vitamine C大量療法

Sunday meetingは、猶本先生、山辻先生、羽井佐先生、深澤先生は不在でしたが、Research、抄読会、Seedsを通常通り行いました。横田さんはマウス実験が順調で、抄読は「Talimogene Laherparepvec Improves Durable Response Rate in Patients With Advanced Melanoma. J Clin Oncol. 2015;33(25):2780-8.」でした。GM-CSFを腫瘍内に効率よく入るようにしたHerpes simplex virus type 1をmelanoma患者さんに投与する免疫療法がphase IIIで有効であることを証明していました。高岡先生は「Vitamin C selectively kills KRAS and BRAF mutant colorectal cancer cells by targeting GAPDH. Science. 2015 Nov 5.」からのSeedsでした。KRAS変異細胞は糖の取り込みが亢進していますが、この受容体(GLUT1)を大量投与したVitamine Cのdehydroascolbateと競合することによりGSHを低下させ活性酸素を生じます。これで解糖系を落として細胞死を導くことをRAS遺伝子改変マウスで証明していました。もともとノーベル賞を2度も受賞されたLinus Paulingさんが、1976年にPNASにVitramine C大量療法が有効であることを報告していたそうです。Mayo Clinicなどの臨床試験で経口Vitamine Cは一度は否定されたものの、2005年に再度有効性が示唆される結果がPNASに出ました。Vitamine Cを点滴で大量投与すると活性酸素が癌組織にdeliverされapoptosisを誘導するとのことです。commentとして「Vitamin C could target some common cancers.」とあり、また臨床試験が始まる勢いです。

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