J Clin Oncolgyに韓国からの論文Multinational Randomized Phase III Trial With or Without Consolidation Chemotherapy Using Docetaxel and Cisplatin After Concurrent Chemoradiation in Inoperable Stage III Non-Small-Cell Lung Cancer: KCSG-LU05-04.2015;33(24):2660-6.に対する京都大学からのcorrespondence(DOI: 10.1200/JCO.2015.63.9393)とそれのreply(DOI: 10.1200/JCO.2015.65.1042)が出ていました。phase IIIでCDDP+DOCのconsolidationの意義はなかったという論文に対して、本当にconsolidationは不要なのか、inductionのchemoRTが終了した時点でrandomizeした方がよいのではないかというcorrespondenceでした。韓国の主論文もreplyも、私たちのBr J Cancer 89:795-802,2003とJ Clin Oncol 28:3299-3306, 2010の論文を引用してくれていたのが嬉しかったです。私たちのCDDP+DOC+TRTがconsolidationがない理由を良く聞かれていたので、このstudy自体がその答えになりました。
correspondence
2016年1月12日

コメント
コメント一覧 (2件)
論文を引用してくれたのは嬉しいことですね。第I/II相の事務局(電話・FAX番とCRF収集)をしていたのですが、II相に移行するときDPでconsolidationをしたらどうか?という意見がK先生(S59)やG先生(S62)から出たのをよく覚えております。しかしII相に入るとやたらday36が延期・減量された症例が多くなり、我々のレジメンではその意義はさておき「物理的に」consolidationは無理だと考え、その旨上申し第III相のプロトコールをつくりました。WJTOG0105やJCOGのCDDP+VNR+RT→DCTの結果が「反面教師」的に我々のconsolidationなしのレジメンが正解だったことを教えてくれましたね。しかし次世代のchemoradiationのレジメンの考案は患者さんの高齢化とoncogenic driverによる細分化によりかなり難しいと感じています。
いちろう先生、どうもありがとう。先生がきちんとやってくれた成果がJCOですし、四国がんで今は帝京の関教授にCDDP+DOC+TRTを仕込んだのも先生ですね。おかげさまでこのレジメンは残っていくでしょう。