肺癌化学療法ついに敗れる

Press releaseでは既に報道されていましたが、進行肺非小細胞癌の1st lineで化学療法(プラチナダブレット)が免疫療法(ペンブロリズマブ)に敗れた論文を目の当たりにしました。「Pembrolizumab versus Chemotherapy for PD-L1–Positive Non–Small-Cell Lung Cancer(KEYNOTE-024). October 9, 2016 NEJM」で、岡山大学の堀田先生が日本でただ一人の共著者です。主要評価項目はPFS(10.3 vs 6.0ヶ月;Hazard ratio 0.50;95% CI, 0.37–0.68)でしたが、OS(Hazard ratio for death, 0.60;95% CI, 0.41–0.89)も奏効率(44.8% vs. 27.8%)のいずれもペンブロが勝ちました。新しい時代の幕開けで、ほとんど全てのガイドラインが変るでしょう。私が現役の間に、こんな日が来るとは思っていませんでした。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 抗PD-L1抗体のアテゾリズマブを用いた治験を経験しましたが、謎な皮疹が出たりして、一筋縄には行かないんだな、と感じました。
    nivoも費用は下がっていくと思いますし、これから薬剤の選択もどんどん変わっていくのでしょうね。

  • ありがとう。私はアテゾリズマブの経験はないけど基本的にはニボと同様の有害事象と聞いてます。内科全般の知識がないと使いにくいPD-1/PD-L1抗体ですが、とても良いということは間違いないので、腫瘍内科医として使いこなしていきたいです。

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