今年の芥川賞受賞作の「百年泥」を読みました。私と同年代の石井遊佳さんの作品です。2015年からインドで日本語学校教師として働いたことがもとになっていました。大学卒業後にアルバイトをしながら小説を書いていて、多重債務者に新たに借金をさせたり、菓子屋、スナック、旅館などで働いた経験も活かせたとのことです。百年に一度という大洪水で流されてきた泥の中に、主人公や他の登場人物の思い出が引っ張り出される話しでした。どろどろした描写もありましたが、読み終わった後は綺麗に流された如くすがすがしい気持ちになりました。
百年泥
2018年2月28日

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