岡山肺癌治療研究会

土曜はOLCSG世話人会・総会でした。共同研究のほか、RECIST1.1の落とし穴、有害事象の管理と報告、臨床研究法概要、玉田耕治先生の免疫の講演と盛りだくさんで、とても充実していました。玉田先生の①内在性レトロウイルスに対する免疫応答を介して抗PD-1抗体の効果を誘導する腎がんの話(Anshuman Panda 2018)、②PD-L2分子の抗腫瘍免疫応答における機能(PD-L1が働けなくなるとPD-L2が発現する腫瘍関連マクロファージの話)、③PD-L1をCrisp/Cas9でblockしてもPD-1抗体が効く、④biomarkerとしてはT cellのresponseをみるのが良さそう、⑤固形腫瘍に対するPrime CAR-T療法(IL-7/CCL19産生型CAR-TではT cellの増殖と生存延長、DCの遊走)、攻撃したCARーTがmemory T cellとなって抗腫瘍効果を残す話(Nature Biotech 2018 in press)など心に残る内容でした。

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