山根先生が「Phase I Study of DNX-2401 (Delta-24-RGD) Oncolytic Adenovirus: Replication and Immunotherapeutic Effects in Recurrent Malignant Glioma. J Clin Oncol. 2018 Feb 12」を抄読しました。溶解性アデノウイルスであるDNX-2401を再発悪性膠芽腫内に直接単回注入していました。最初の25例はdose escalationでしたが、細胞数に寄らず効果がありました。5人(20%)が3年以上の長期生存、3人(12%)が95%以上の腫瘍縮小効果が得られその3人とも3年以上生存していました。次の12例では、投与して14日後に脳腫瘍摘出手術を行っていました。摘出組織にはCD8陽性T-bet陽性の浸潤とTIM-3陽性細胞の低下が認められました。有害事象も軽度であり、使いやすそうです。ペムブロリズマブとの併用試験も既に走っていて、こちらも楽しみな治療です。
溶解性アデノウイルス
2018年3月31日

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