今週は中川先生が「Evaluation of urinary desmosines as a noninvasive diagnostic biomarker in patients with idiopathic pleuroparenchymal fibroelastosis (PPFE). Respir Med. 2017;123:63-70.」を抄読しました。PPFEは稀な上葉優位の間質性肺炎で、組織学的には弾性膠原繊維増殖を伴っています。デスモシンという特殊なアミノ酸は血管壁などの成分であるエラスチンに中に含まれています。尿中に排泄されたデスモシンをLC-MS/MSで測定しました。デスモシンは、control = COPD < IPF < PPFEで有意に増加していました。もともとPPFEはIPFよりも喫煙歴が少なく、急性増悪も少ないというimageですが、尿中PPFEを測定することで開胸生検を回避できるマーカーかもしれないとのことです。ただLC-MS/MSで測定というところが微量で手間がかかりそうです。PPFE発見者の網谷良一先生は、現在高松日赤病院の現役の院長ということも中川先生は知っていました。
デスモシンとPPFE
2018年4月21日

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