SCLCの免疫療法

山根先生が、「First-Line Atezolizumab plus Chemotherapy in Extensive-Stage Small-Cell Lung Cancer. N Engl J Med. 2018 Dec 6;379(23):2220-2229.」を抄読しました。自身の昔の実験dataでは、小細胞がん細胞株にはMHC-class Iの発現が乏しいから、CTLによる免疫療法は効きにくい、という思いを覆した臨床試験だったようです。CBDCA+ETP+Atezolizumab (n=201) vs CBDCA+ETP (n=202)で、それぞれOSは12.3ヵ月と10.3ヵ月(HR:0.70、95%CI:0.54~0.91、p=0.007)、PFSは5.2ヵ月と4.3ヵ月(HR:0.77、95%CI:0.62~0.96、p=0.02)でした。私は気づいていなかったのですが、LD-SCLCの化学療法再発例もそれぞれ8人と12人登録されており、日本の保険適応がどうなるか楽しみです。 8月2日の厚生労働省薬食審医薬品第二部会でアテゾリズマブは追加承認されていましたが、「進展型小細胞肺がん」の効能・効果を追加する新効能・新用量医薬品、としか書いてありませんでした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次