EML4-ALK

岡山最新医学セミナーで、自治医大ゲノム機能研究部の曽田 学先生の「EML4-ALK」のご講演を拝聴しました。とてもわかりやすいお話で、このように話さないと聞き手に伝わらないのだなと思いました。多くのNature級(学位論文が本当にNature)の基礎dataだけではなく、臨床試験についても話され、呼吸器内科医としてのご意見も聞けました。個人的には、ASCOで話題になっていたHSP90阻害剤のganetespibのphase IIが論文(CCR on line)なっていたことを知りませんでした。(http://clincancerres.aacrjournals.org/content/early/2013/04/03/1078-0432.CCR-12-3381.abstract)また、クリゾチニブ治療歴のあるALK陽性肺癌に対するLDK378が、ASCO2012でのresponse rate 80%が、症例数がふえたこともあってかESMOでは47%に下がっていたことも知りませんでした(ただしphase Iですが)。LKB378はクリゾチニブ耐性に効くことには間違いなさそうです。肺癌だけではなく、ponatinib(Cancer Cell. 2009;16:401-12;N Engl J Med. 2012;367:2075-88)の話もしていただきました。曽田先生は腫瘍内科学におけるtranslational researchの第一人者として、ずっと活躍し続けると思います。

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