チロシルDNAホスホジエステラーゼ1(TDP-1)の論文をあさっていくつか私が抄読しました。もともとトポイソメラーゼI(TOP1)の研究には1990年頃に携わっていましたが、その後はご無沙汰でした。TOP1阻害薬の効果発現にTDP1、RADおよびMRE11などが関わっていることが報告されました(PNAS 99: 2002; 14970-5)。最近では、新規TDP-1阻害薬がTOP1阻害薬の抗腫瘍効果を増強させたり(Sensors 21: 2021; 4832)、NSCLCのTDP1とTOP1が腫瘍組織で正常細胞より発現していたり(Lung Cancer 164: 2022; 23–32)、PARPやBRCAなどのDNA修復酵素とあいまってTOP1が再度脚光をあびています。
TOP1とTDP-1
2023年2月24日

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