小坂先生が「Oral cedazuridine/decitabine for MDS and CMML: a phase 2 pharmacokinetic/pharmacodynamic randomized crossover study. Blood. 2020;136:674-683」を抄読しました。MDSの治療薬としてはDNAメチル化阻害薬のアザシチジンがよく使用されますが、DNAメチル化阻害薬の経口剤であるデシタビンとそれを代謝する酵素(シチジンデアミナーゼ)の阻害薬であるセダズリヂンの合剤の試験でした。MDSとCMMLの80人に、最初の1サイクルをアザシチジン投与または合剤投与に割り付けて、2サイクル目にぞの逆の薬剤を投与し、3サイクル目はどちらも合剤というレジメンでした。1サイクル目と2サイクル目で経口剤と静脈内投与の薬剤曝露AUC比および安全性に差はなく、LINE-1の脱メチル化割合も差は認められませんでした。1と2サイクル目は別の薬剤、3サイクル目は配合剤のみであり、有効性の比較ができずなかなかわかりにくいstudyでした。経口剤という利点はあり良さそうですが、(大塚製薬の薬ですが)日本ではまだ認可されてません。
MDSに対する経口抗がん薬
2023年5月2日

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