今日は中西先生が「Romidepsin Plus Cyclophosphamide, Doxorubicin, Vincristine, and Prednisone Versus Cyclophosphamide, Doxorubicin, Vincristine, and Prednisone in Patients With Previously Untreated Peripheral T-Cell Lymphoma: Final Analysis of the Ro-CHOP Trial. J Clin Oncol. 2024;42(14):1612-1618」を抄読しました。PTCLの初回治療でHDAC阻害薬のRomidepsin + CHOP (Ro-CHOP)(n= 211)vs CHOP(n=210)の第3相比較試験でした。最終登録者5年後の解析で観察期間中央値は6年であり、PFS中央値は12.0ヵ月 vs 10.2ヵ月(HR, 0.79 [95% CI、0.62~1.005]、P = 0.054)、OS中央値は62.2ヵ月 vs 43.8ヵ月(HR, 0.88 [95% CI, 0.68~1.14]; P = 0.324)でした。 濾胞性ヘルパーT細胞リンパ腫サブグループのPFS中央値はRo-CHOP群で有意に延長していました(19.5 vs 10.6ヵ月、HR, 0.703 [95% CI, 0.502 ~0.985]、P = 0.039)。 PFSもOSも統計学的には差が認められませんでしたが、濾胞性ヘルパーT細胞リンパ腫や二次治療でブレンツキシマブ・ベドチンを使用したら、良いかもしれないという結論でした。PTCLに選択肢が増えることは良いですが、このstudyはnegativeとなりました。
PTCLにロミデプシン
2024年8月2日

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