先週の金曜日の抄読会は、山根先生が「Chemoradiotherapy-induced upregulation of PD-1 antagonizes immunity to HPV-related oropharyngeal cancer. Cancer Res. 2014 Oct 15.」を読んでくれていました。HPV関連の口腔咽頭がんの治療前のHPV16 E6/E7ペプチドに対する抗原特異性T cellの反応(末梢血単核球のインターフェロンγ産生能)は18人中13人にみられていましたが、治療後3か月以内にはresponseがあった13人中10人(77%)で失われていました。chempRT後にCD4+T細胞のPD-1発現は2.5倍上昇しており、ex-vivo培養の実験でPD-1抗体の遮断によりHPV特異的T cell反応は8/18にみられるようです。HPVに特異的な話かもしれませんが、chemoRTにPD-1抗体併用療法のbackgroundにもなりそうです。
chemoRTの後のPD-1発現増強
2014年10月26日

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