先週の私たちのグループ抄読会は本多先生が、「Genetic features of pulmonary adenocarcinoma presenting with ground-glass nodules: the differences between nodules with and without growth. Ann Oncol. 2015;26:156-61.」を読んでくれました。すりガラス成分が50%以上を占めるground-glass nodule(GGN)の遺伝子変異解析(EGFR/HER2/RAS/ALK)を行い、それまでに撮影されたCTで測定されたtumor growthと比較した試験です。3 atypical adenomatous hyperplasia (AAH)、19 adenocarcinoma in situ (AIS)、27 minimally invasive adenocarcinoma (MIA)と55 invasive adenocarcinoma (IA)の96人計104個が解析され、変異はEGFR 64%、KRAS 4%、ALK 3%、HER2 4%でした。すべてnegativeのquadruple-negative tumorsでは緩徐なgrowthでしたが、EGFRはMIA/IAが多くgrowthが早いものが多かったです。この研究は2012年1月から2014年3月までのretrospectiveな解析ですが、実は2011年から山根先生がprospectiveにこのような症例を集積しようとprotocol(OLCSG1302)を作成していました。私たちのprospectiveな研究はpoor accruralで断念しましたが、同じようなことを光冨先生も考えていたのですね。断念したことが非常に残念に思われました。
GGNのfollow-up
2015年12月10日

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