CpGとIL-12とPD-1

今週の抄読会は、山根先生が「CpG-induced antitumor immunity requires IL-12 in expansion of effector cells and down-regulation of PD-1. Oncotarget. 2016 Sep 2.」を読んでくれました。TLR-9のリガンドであるCpGの抗腫瘍効果は、IL-12の存在下にIFNγを産生するCTLの活性を高めることにより起こっており、CpGはPD-1抗体との併用効果もあることを証明していました。ナイーブCD4+T細胞はIL-12とIFNγの刺激でTbet陽性のTh1となりますが、CD8+T細胞でも同様のことがおこるようです。今回の抄読内容とは異なりますが面白かったのは、T細胞のPD-1はがん細胞のPD-L1に結合して、T細胞がapoptosisを起こして死んでいくことでした。文字通りprogrammed cell death-1なのですね。CpG-STAT3 siRNAをEGFR遺伝子変異マウスに投与してSTAT3抑制とCpG->TLR9の抗腫瘍免疫治療を行いPD-1などを解析する計画を2年前の科研Bに申請しましたが、蹴られたのを思いだしました。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 申し訳ない。もう少しわかりやすくするよう努力します。もともとSTAT3の研究は高田三郎先生の学位に始まります。

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