今日は私が「MET Exon 14 Mutations in Non-Small-Cell Lung Cancer Are Associated With Advanced Age and Stage-Dependent MET Genomic Amplification and c-Met Overexpression. J Clin Oncol. 2016;34(7):721-30.」を抄読しました。蛋白レベルのMET高発現はMET阻害剤の恩恵を受けることができなかったのですが、METエクソン14変異はMET-TKIの感受性が高いことがわかってきました。非小細胞肺癌の3%ぐらいはMET変異があるので、そのbackgroundを知ることは重要です。EGFR変異やALK融合遺伝子と比べて、高齢、喫煙者のほか、多形癌(肉腫様)にも多いようです。EGFR変異やALK融合遺伝子を認めない非小細胞肺癌では調べておくべき変異でしょう。EGFRやALK陽性は免疫checkpoint阻害剤に感受性は乏しいようですが、METはどうでしょうか?CheckMate057試験でもMET変異は16例(有5例、無11例)でしか調べられていませんでしたが、興味深いところです。
MET変異
2016年10月14日

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