中西先生が「Monoclonal Antibodies in Multiple Myeloma: A New Wave of the Future. Clin Lymphoma Myeloma Leuk. 2017 Sep;17(9):545-554.」を抄読しました。エロツズマブ(myelomaとNK細胞をつなぐSLAMF7[CS1]に対する抗体)とダラツムマブ(myeloma表面に発現しているCD38に対する抗体)は実臨床で使用されています。ダラツムマブは赤血球膜に発現しているCD38と結合するので間接クームスが偽陽性となることがあるそうです。また、エロツズマブはIgGκモノクローナル抗体のため血清M蛋白として検出される可能性がありIgGκ骨髄腫では効果判定に注意が必要です。理論上わかっていても、その場で覚えているかどうかわかりません。骨髄腫の薬物治療は選択肢が広がっているので面白い領域です。
骨髄腫のモノクロ抗体
2018年1月20日

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