今週は河原先生が「Coronavirus Disease 2019 (COVID-19): Role of Chest CT in Diagnosis and Management. Am J Roentgenol, 1-7: 2020 Mar 4」を抄読しました。COVID-19の胸部CT読影の有用性についての後方視的研究でした。51人のCOVID-19のPCR陽性患者(女性23人、男性28人、26~83歳)と2人のアデノウイルス患者(女性1人、男性1人、年齢は58歳と66歳)の胸部CTを検討していました。初回CTにおいて、2人のCOVID-19患者は他の感染症と考えられていました。他のCOVID-19患者およびアデノウイルス患者はウイルス性肺炎と診断されていました。すりガラス陰影と浸潤影が主で、血管拡張、小葉間隔壁肥厚、気管支透亮像も認められていました。COPなどでみられるreversed halo signやhalo signを伴う結節影は稀でした。CTでウイルス性肺炎だと予想がつきますが、COVID-19には特徴的な画像はなさそうです。4月から1年間、高松で良性呼吸器疾患もしっかり勉強してくれるでしょう。
COVOID-19のCT所見
2020年3月21日

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