今日は、J1の加藤先生が「Randomized Trial of Three Anticonvulsant Medications for Status Epilepticus. N Engl J Med 381 (22), 2103-2113:2019」を抄読しました。ベンゾジアゼピン抵抗性のてんかん重積発作を生じている小児と成人を対象に、レベチラセタム(イーケプラ)、ホスフェニトイン(ホストイン)、バルプロ酸(デパケン)の有効性(60 分後までの痙攣停止と意識改善)と安全性(生命を脅かす血圧低下、不整脈、気管内挿管、発作の再発、死亡)を評価項目とした無作為化盲検比較試験でした。有効例は、レベチラセタム群の 68 例(47%)、ホスフェニトイン群の 53 例(45%)、バルプロ酸群の 56 例(46%)で差はなかったです。血圧低下と気管内挿管はホスフェニトイン群(3.2%)で他の 2 群(0.7%と1.6%)よりも多く、死亡はレベチラセタム群(4.7%)で他の 2 群(2.4%と1.6%)よりも多かったですが、有意差は認められませんでした。いずれも差がないなら、コストと使いなれたデパケンも良いのですね。神経内科ローテイトでよく勉強していました。
てんかん発作の治療
2020年3月19日

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