昨日は、三村先生が「Metastatic pattern in colorectal cancer is strongly influenced by histological subtype.Ann Oncol. 2014;25(3):651-657」を抄読しました。オランダで解剖された大腸癌の患者さん5817人を組織別(腺癌AC、粘液腺癌MC、印環細胞癌SRCC)に転移パターンを解析していました。転移は1675人に認められ、274人のMC、41人のSRCCでは1364人のACと比べて転移頻度は高く (33.9% and 61.2% versus 27.6%; P < 0.0001) 、より多くの部位に転移していました (58.6% and 70.7% versus 49.9%; P = 0.001)。ACは肝臓に転移、MCとSRCCは腹膜播種が多く、結腸からは腹腔内臓器へ、直腸からは腹腔外転移が多かったです。最近は、肺癌と大腸癌の同時多発か肺や縦隔への転移か迷う事例が増えてきた感じです。
大腸がんの転移様式
2020年9月12日

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