固形癌にアスパラギナーゼ

今日は私が「SLC1A3 contributes to L-asparaginase resistance in solid tumors. EMBO J. 2019 Oct 4;38(21):e102147」を抄読しました。久しぶりにド基礎のEMBO Journalです。SLC1A3とは、アスパラギン酸やグルタミン酸輸送に関わる蛋白で、アスパラギナーゼは、アスパラギンのアスパラギン酸への加水分解を触媒する酵素(商品名ロイナーゼ)でALLや悪性リンパ腫で使ってる抗癌薬です。アスパラギン合成酵素は、アスパラギン酸とグルタミンからアスパラギンを合成する酵素で、今回は前立腺がん細胞株や乳がん細胞株を使用してアスパラギナーゼ、アスパラギン合成酵素のノックアウト、SLC1A3のノックアウト、SLC1A3阻害薬を組み合わせて抗腫瘍効果をvitroとvivoで確認し、メタボローム解析を行っていました。細胞内アスパラギンを最小にする方法が固形癌にも効きそうです。

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