メトロノミックなドセタキセル投与法

先週は山根先生が「Metronomic docetaxel chemotherapy inhibits angiogenesis and tumor growth in a gastric cancer model. Cancer Chemother Pharmacol. 2011;68(4):879-87」を抄読しました。胃がん細胞株と血管内皮細胞株を使用して、メトロノミックな(低用量の)ドセタキセル投与が血管新生を抑制して腫瘍増殖を抑えるという実験です。通常投与量よりも低用量の方がトロンボスポンジン1(TSP-1)を増加させ、VEGFを低下させることが、血管新生を抑制して腫瘍増殖を有意に低下させたという理論です。この論文が出るより前に、イリノテカンのメトロノミック投与法が通常量よりもよいという試験もありましたが、エビデンスは乏しく、これも血管新生を抑制するという理論だったと思います。

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