PM2.5とEGFR肺癌

今日は河原先生が「Lung adenocarcinoma promotion by air pollutants. Nature. 2023;616(7955):159-167」を抄読しました。PM2.5は、正常肺にもともとあった遺伝子変異EGFRをpromoteさせて肺癌を発生させるという論文でした。疫学では、32957人のEGFR肺癌患者のコホート研究でPM2.5曝露と関係あることを示していました。EGFR遺伝子改変マウスにPM2.5を吸入させるとマクロファージが増えてインターロイキン1βが上昇し、肺癌が増えていました。また、肺癌のない正常肺の部分でもdigital droplet PCRで検索したところ、EGFR変異は18%、RAS変異は53%に認められていました。PM2.5はinitiationよりpromotionに関係ありそうです。

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