トポイソメラーゼ1阻害薬

先週は私が「TDP1-independent pathways in the process and repair of TOP1-induced DNA damage. Nat Commun. 2022;13(1):4240」を抄読しました。topoisomerase (TOP)1 阻害薬はTOP1の活性が高いほど、また修復酵素のTyrosyl-DNA Phosphodiesterase 1(TDP1)が少ないほど効果があると理解してましたが、それだけではないことを深く掘り下げた論文でした。DNA損傷応答の相同組換え(homologous recombination) の経路で、MUS81が重要な役割を果たしていることを証明し、TDP1とMUS81のdouble knockout細胞でTOP1阻害薬はさらに効果を上げていました。最近はやりの細胞膜分子標的(HER2、HER3、TROP2、B7-H3など)とTOP1阻害薬の複合体が多く開発されるなかで、再度脚光を浴びるようになっています。

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