三村先生が、「Bevacizumab versus Ramucirumab in EGFR-Mutated Metastatic Non-Small-Cell Lung Cancer Patients: A Real-World Observational Study. Cancers (Basel). 2023;15(3):642」を抄読しました。EGFR変異を有する進行肺癌に対してEGFR-TKIにベバシズマブ併用(B群, n=47)かラムシルマブ併用(R群, n=49)を行った患者さんのリアルワールドデーターを比較したものです。PFSは1st lineで使用したほうが良好でした(19.6 vs. 10.0 months, p < 0.001)。B群とR群はPFS(24.1 vs. 15.7 months, p = 0.454)もOS(48.6 vs. 43.0 months, p = 0.924)も差がなく、T790Mの出現率(43.6% vs. 38.2%; p = 0.645)も差がなかったです。有害事象に関しては、出血(19.1% vs 6.1%, p =0.055)や肝障害(8.5% vs 2%, p =0.156)はB群に多かったですが、差は認められませんでした。結局、どちらでも1st lineで使用すれば、変わらないということだと思います。
EGFR-TKI with Beva vs Ram
2023年8月26日

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