河原先生が「Programmed cell death-1 inhibitor-related sclerosing cholangitis: A systematic review. World J Gastroenterol. 2020;26:353-365」を抄読しました。irAEとしての肝胆道疾患は0~4.5%と報告がありますが、その中でも硬化性胆管炎は稀です。5年間の症例報告と自験の9例を合わせて31例をまとめていました。画像では、閉塞なしの胆管拡張76.9%、肝外胆管のびまん性肥厚30.4%、肝内胆管狭窄30.4%でした。病理組織ではCD8陽性T細胞が多く、治療ではステロイドが多く使われていましたが効果は11.5%のみという結果でした。他の免疫抑制剤はMMFやタクロリムスなども使用されていました。診断基準や治療などまだまだ難しい分野です。
硬化性胆管炎
2023年8月21日

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