BIM-1阻害剤

高岡先生が、研究センターの抄読会で最新のNat Med. 2013 Dec 1. の「 Self-renewal as a therapeutic target in human colorectal cancer」を読んでくれました。BMI-1を抑制することで大腸癌のcancer-initiating cellを減らし、またscreeningでみつけたBMI-1阻害剤(PTC-209)は、マウスモデルでは正常細胞にはほとんど影響を与えず良く効いたという論文でした。もともとBMI-1は、細胞周期に関わるp16などの発現を抑制することにより細胞増殖を制御していますが、幹細胞の自己複製維持に強く関与しています。5年ほど前にはやったので、当時の大学院生に肺小細胞癌の幹細胞マーカーをもつものに発現をみてもらっていたのですが、positiveな結果は得られませんでした。PTC-209が肺腺癌のstem-like cellでも効果があるかどうか検証したいところです。分子構造式も出ていたのでもうどこかで製品として売られているのかと思いましたが、ネット上では出ていませんでした。

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