三村先生が「Tislelizumab plus chemotherapy versus placebo plus chemotherapy as first-line treatment for advanced or metastatic oesophageal squamous cell carcinoma (RATIONALE-306): a global, randomised, placebo-controlled, phase 3 study. Xu J, et al. Lancet Oncol. 2023;24(5):483-495」を抄読しました。チスレリズマブはテビムブラという商品名で根治切除不能な進行・再発の食道がんに使用されるPD-1抗体です。フルオロウラシル+シスプラチンとの併用に使用されていますが、その元になった論文でした。主要評価項目のOSは17.2 ヶ月 vs 10.6 ヶ月(HR 0.66 [95% CI 0·54–0·80]; p<0.0001)と、chemo+ICI群がchemo+placeboより良好でした。ただし、TAP スコア(%)=(PD-L1 陽性領域/腫瘍全体の面積)×100というPD-L1発現率でのサブ解析では、1%≦ TAP <5%でHR 0.93、TAP <1%ではHR 1.34となっていました。TAPを参考にするけれど、all comerで日本では保険承認となっています。、ペムブロリズマブ+シスプラチン+5-FU 、ニボルマブ+シスプラチン+5-FU、ニボルマブ+イピリムマブも含め多彩なラインナップとなりました。
食道がんに対するチスレリズマブ
2025年4月28日

コメント