心房細動の心拍 vs 調律コントロール

今週のJJCは、1年目の近藤先生が「A comparison of rate control and rhythm control in patients with atrial fibrillation. N Engl J Med. 2002;347(23):1825-33.」を読んでくれました。心房細動に対する心拍コントロールと調律コントロールの比較試験です。5 年後の死亡率はそれぞれ 23.8%と21.3%、ハザード比 1.15(95%信頼区間 0.99~1.34、P=0.08)で、調律コントロール群では,心拍コントロール群に比べて入院した患者が多く、有害事象も多かったです。心房細動に対しては心拍コントロールかつワーファリンが良さそうで、循環器の世界ではバイブルの研究のようでした。

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