自己免疫疾患にICI

先週の抄読会では、河原先生が「Use of Immune Checkpoint Inhibitors in the Treatment of Patients With Cancer and Preexisting Autoimmune Disease: A Systematic Review. Ann Intern Med. 2018 Jan 16;168(2):121-130」のreviewを読みました。私と山根先生は学会で不在でした。自己免疫疾患を合併していた123人中92人(75%)が、自己免疫疾患、免疫関連有害事象が増悪していました。自己免疫疾患の活動性の有無で有害事象に差はありませんでしたが、自己免疫疾患に対してもともと免疫抑制剤を使用していた方が有害事象は少ない傾向にありました。ほとんどの自己免疫疾患の再燃や免疫関連有害事象はステロイドで軽快していましたが、16%は他の免疫抑制剤が必要となっていました。有害事象を生じた半数以上は免疫チェックポイント阻害薬を休薬することなく治療を継続できましたが、3人はその有害事象で死亡されました。細心の注意を払って使用可能ということで良いと思われました。

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