越智先生が「Tepotinib in Non-Small-Cell Lung Cancer with MET Exon 14 Skipping Mutations. N Engl J Med. 2020 May 29」を抄読しました。MET exon 14 skipping変異肺癌(頻度はNSCLCの3-4%)にテポチニブが効果があることを示したphase 2試験です。奏効率は46%、効果持続期間は11.1ヵ月で、組織でも血漿でもこの変異には同等の効果を示していました。grade3以上の毒性は28%(末梢浮腫は7%)、中止にいたるような有害事象は11%でした。4年前にMET変異に対する阻害薬について紹介した論文「MET-inhibitors meet MET mutations in lung cancer. Transl Cancer Res. 2016; 5:S1248-S1254」を書いていましたが、これが一番はやく保険適応となりました。このコンパニオン診断システム(Archer METコンパニオン)は日本でもすでに認可されていますが、諸事情で7/20から外注可能とのことです。コンパニオン診断が多くなってしまい、NGSで一括検査をしてもらいたいものです。
MET変異にテポチニブ
2020年7月18日

コメント