緩和ケア医の処方

小原先生が「The Current Practice of Opioid for Cancer Dyspnea: The Result From the Nationwide Survey of Japanese Palliative Care Physicians. J Pain Symptom Manage. 2019;58:672-677」を抄読しました。日本の緩和ケア専門医・認定医268名にがんによる呼吸困難の仮想例を設定して、どのようなオピオイドを処方するかアンケートを行い、192名(71.6%)が答えていました。58.3%がモルヒネ未使用患者にはモルヒネを選択しました。モルヒネ使用患者には平均29.4%のdose upをしており、オキシコドンのタイトレーション、オキシコドンからモルヒネへの変更、オキシコドンにモルヒネ追加、フェンタニルにモルヒネ追加、腎機能障害合併ではオキシコドンを使用することが多かったです。また本論文とは別に、COVID-19肺炎による呼吸困難に対しては、ESMOからフェンタニルパッチを使用する選択肢もあるとのことでした。呼吸困難(感)に対するオピオイドのエビデンスは少なく、その有効性と安全性を確立していくことが必要です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次