今日はJ2の宮脇先生が、皮膚科ローテイトで経験した「丘疹紅皮症」を提示しました。掻痒感を伴う丘疹が全身に広がり、特徴的なdeck chair signと生検で確定診断をしました。1979年に初めて本邦から報告された苔癬様の丘疹です。腋窩、鼠径、肘窩、膝窩、および腹部のしわのところはきれいですが、デッキチェアに座って日焼けをしたような紅皮症をdeck chair signと呼ぶそうです。治療は片桐式のアルゴリズムが確立されていて、抗ヒスタミン薬、マクロライド系抗菌薬、シクロスポリン、PUVAなどがあり、好酸球増多例ではステロイドを使用します。内臓悪性腫瘍の合併に注意することが重要とのことでした。
deck chair sign
2020年8月27日

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